Just a Day ♦映画日記♦


上流社会のクソ野郎は落ちぶれろ!!


【ストーリー】

ニューヨークにそびえる65階建ての超高級マンションがある。そのマンションの管理マネージャーのジョシュ・コヴァックスは最上級のサービスを取り仕切っている。ある日、ペントハウスに暮らすウォール街の大富豪アーサー・ショウが誘拐される現場を見たジョシュはショウを助けに向かう。しかしショウは証券詐欺罪でFBIに逮捕されたのだった。ジョシュはショウにザ・タワーの使用人の年金運用をお願いしていたが、そのお金をショウは私的流用していた。年金だけでなく全財産をショウに巻き上げられたレスターは、ショックのあまり自殺を図る。ショウはペントハウスでの自宅監禁を条件で保釈品を払い、ペントハウスに戻ってくる。ジョシュはショウのもとに乗り込み怒りから車などを破壊する。この事でクビになったジョシュだったが、FBI捜査官クレアからショウが逃亡資金として用意していたはずの隠し金20億円が見つからないという情報を得る。ペントハウスの壁に埋め込まれた金庫に金があると睨んだジョシュは使用人たちとそのお金を盗もうと計画を立てる。


泥棒モノの痛快な映画です。泥棒としては素人の登場人物たちが自分たちが熟知しているマンションの構造を利用して盗むのが面白い。


ベン・スティラーやエディー・マーフィーといったコメディ映画俳優が出演しているだけあって掛け合いの調子がかなり良い!勧善懲悪のいかにもアメリカのコメディ映画といった内容です。


アメリカでは投資家ばかりが潤い、貧富の格差が拡大している昨今。きっとこの映画もその背景があったからこそ一般市民が活躍して投資家が大損をするといった内容の映画を製作したんだと思います。


このことは日本にも当てはまるのでもしかしたらこの映画を観てスッキリするといった人がいるのかもしれない。