あの二人が帰ってきた。

【ストーリー】
エージェント“J”と“K”のコンビは今日も奇想天外なエイリアンたちを監視し、その暴走を取り締まるべく奔走していた。ある日、Jは単独で事件を追うKを不審に思い、その真相を問い詰めるも全く取り合ってもらえない。翌日、不信感を募らせたJはKを探すが、どこを探してもKの姿が見当たらない。さらにMIBの上司からは、「Kは40年前に亡くなった」という理解不能な発言が飛び出す……。何者かが過去を書き換えたのか、と混乱するJ。そんな中、エイリアンの侵略が一斉に始まり、地球は未曽有の危機に陥る。果たしてKの身に何が起こったのか。すべての謎を解き明かし、地球の危機を救うため、Jは40年前の世界にタイムスリップを試みる……。


もうビジュアルのロゴを観るだけで何の映画が解るぐらいにヒットした作品の第3弾。これまで奇想天外なアイテムや宇宙人を楽しませくれたが、今回の舞台は過去。とうとう時間を扱い始めたMIB3はタイムトラベルを楽しむ時空旅行へと内容がシフトしている。

この映画の楽しみは観たこともないエイリアンやアイテムやドンドン登場してストーリーを盛り上げてくれる点だ。そして圧巻なのがラストにでてくるスケールが違うifの話だ。

MIBでは、われわれがいる銀河が実はただのおもちゃの球体の中にあり、エイリアンが転がして遊んでいる様子が描かれている。

MIB2ではロッカーをあければそこはエイリアンだらけという内容。

実に想像力を使って壮大な宇宙とミニマムなサイズのドタバタ劇が面白い映画シリーズになっている。

今作はさらに過去が絡んでくる。現在につながる過去の出来事をどうやってエージェントJは処理していくかがこの映画の面白さになっている。